この度、令和3年10月1日付けで、医療法人博愛会横浜病院院長として就任しました。
昭和56年大学を卒業し、呼吸器科で研修後、地域の病院の臨床経験を経て、高知県行政で公衆衛生を10年経験し、その間、情報関連の事業を主体としたさまざまな先進的な取り組みを行いました。その後、再び大学に戻り、新分野である医療情報学分野で電子カルテの新規導入、改良ほか、情報技術を使った経営改善や、患者サービスの向上、また、個人情報保護の枠組み作りや地域における病診連携のネットワークを構築しました。退任後は地元の高知に戻り、5年ほど認知症患者さんの診療を行いましたが、高知県の高齢化の実態を強く実感しました。
病院は今後、若年者や高齢者の人口減少により影響を受けます。しかし、企業と同様に情報技術による患者満足度の向上が必須と考えていますので、他にないアイデアを出していきたいと思っています。 この機会を得ましたので自身の経験を生かすべく、みなさまのご支援とご協力をいただければ幸いです。